-ベトナムファンド

2009年9月アーカイブ

ベトナムという国は、正式にはベトナム社会主義共和国といい、面先は32万9,241平方km、人口はおよそ8500万人の国で、北端は中国と接している場所にあります。ベトナムがGDP成長率が8%台というアジアではトップクラスの伸び率を示しており、ベトナムファンドなどが投資家の間で注目されているのです。

歴史的には長い中国支配から19世紀のフランス保護時代を経て、1945年に当初ベトナム民主共和国成立として成立しました。以後ベトナム戦争を経て現在のベトナム社会主義共和国となっています。

もともと勤勉な民族であり、しかも原油の輸出国でもあるベトナムは、国際的な原材料価格高騰の影響もあって輸出入ともに大幅に増加を続け、2007年には輸出については原油などの使用品目が引き続き好調でもあり初めて300億ドルを突破した程です。又、統計総局によると、現在人口の5割超が24歳以下であり、2015年でも約6割の人口が34歳以下と予測されている極めて労働力に恵まれている国でもあります。

経済的には2005年に国有企業724社が株式化となり、翌2006年にも900社が株式化されました。2007年には世界貿易機関にも150番目の国として加盟し、株式市場の本格化もスタートしたばかりなので、今後の銀行、保険、電力など優良銘柄の大型上場が更にそれを加速させそうな気配です。

 

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最近ベトナムファンドという言葉を耳にする機会が増えてきているような気がしませんか。ベトナム投資セミナーなどもよく開催されますし、ベトナム株はここ1,2年で急上昇してきているのも確かです。そんな流れに乗り遅れるな、とばかりに、日本の個人投資家もベトナムのファンドを注目しているわけです。

ファンドとは特に特に運用資金の事などを示す言葉なのですが、一般的には投資信託などの形態で、投資会社が投資家から委託を受けた資金運用を、投資顧問会社等の専門的投資機関が代行する金融商品のことをいう場合が殆どで投資ファンドといいます。投資ファンドはその投資対象別の全体像を明確にするため、公開株式、公社債、不良債権、未公開株式、不動産の別によって投資ファンドを分類しています。但し最近では、特定の目的を持った投資事業組合など複数投資家による集団投資スキームのことを指す場合もあって混同されがちです。

さて、ベトナムはタイと並んでこれからの成長国として期待されているのです。ベトナムファンドでは、株式だけではなく株式を主体としながらも全体で運用するベトナム投資信託への投資もあり、それぞれメリットとデメリットがありますから、じっくり検討してからどうするかを決めてください。

 

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株式と債券

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ベトナムファンドで初めにくるのはやはり株式です。この場合はもちろんベトナム株式となるわけですが、現在でもベトナムファンドの運用ではポピュラーな方法の一つです。ベトナム株式というのは、ホーチミンかハノイ証券取引市場の上場銘柄や店頭銘柄、IPOなどの事を指します。IPOとは Initial Public Offeringの略で新規株式公開のことです。

ベトナムの株も、基本的な仕組みは日本国内の株式投資と同様なので、株式取引の経験者ならすぐ理解できると思います。ベトナム債券もファンド運用ではポピュラーな方法の一つで、これも日本の投資家にとってもお馴染みの利殖方法となっています。

更にはベトナムの不動産という投資先もあり、主に投資銀行などが発行するいわゆる「リンクノート」と呼ばれる株式連動債もあります。ちなみにリンクノートは、ベトナム株の株価の上下動推移に連動して債券の償還価格が変化するという特徴があります。以上、ベトナムファンドにおいても運用方法は一つというわけではありませんから、それぞれのメリット・デメリットがあり、どの投資対象が一番良いといった傾向はありません。基本的にベトナムの株式だけを捉えればリスクが大きくリターンが大きい場合もありますが、ベトナムファンドを利用するなら、リスクもリターンも緩やかなものになっています。

 

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アジアでの分散投資に実績を持つキャピタルパートナーズ証券ではベトナムファンドにおいても積極的な展開をしています。キャピタル・パートナーズ証券(CPS)では、ベトナムのホーチミン証券コーポレーション(hsc)を発注先として、スタンダード・チャータード銀行ベトナム店を保管銀行としています。これを拠点に実際の取引はホーチミン証券取引所でベトナム株式市場の上場個別株の売買取り扱いも開始しています。

新興国株式ファンドとしてお勧めにもなっているのがベトナム・ドラゴン・ファンドで高い運用実績となっています。岩井証券のベトナムファンドはベトナム単独ではなく、「ベトナム・カンボジア・ラオス3国成長株ファンド」となっているのが特徴です。高度成長期にあるベトナムと、カンボジア、ラオスの株式を含めたファンドは業界で初めてであり、より高い成長を見込んだ攻めのファンドということができます。

岩井証券のこのファンドについては、ファンド・オブ・ファンズ方式での運用で、外国投資証券についてはベトナム株の運用経験に加え、カンボジア・ラオスに関する知識も豊富にあるベトナムの運用会社「ロータス投資運用株式会社」が運用を行います。もちろん、運用もこの会社のベトナム人ファンドマネージャーが担います。

 

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ベトナム投資型バランス・ファンドの募集を開始したのがニュース証券です。もともと日本で最初にベトナム株式取次サービスを行ったのがニュース証券ですが、利用者から要望が出ていたのが投資型バランス・ファンドで、ベトナムという国の成長ポテンシャルを最大に活用するため、好利回り債券、ハノイ証券取引所とホーチミン証券取引所の上場株式、国営企業民営化に伴う新規売出し株式、OTC取引を含む非上場株式等にバランスよく投資を行うファンドです。

既に第1回目の募集は昨年終了していますが、第2回目が募集となっています。運用管理会社はフィナンサ・ファンド・マネジメント・リミテッドで、受託と管理事務はメイプルズ・ファイナンス・リミテッドで受託はケイマン籍となっています。これはケイマン籍オープンエンド契約型外国投資信託の新商品として満を持して展開しているもので、BRICs諸国に次ぐ、NEXT11のひとつであり、成長ポテンシャルの極めて高いベトナムの株式と債券等に投資して、投資元本の安定的な成長を狙っていく、ベトナム投資特化型でのバランス運用を行うもので、投資家の期待も高いようです。クローズド期間は 設定後1年間で、申込単位は10口以上1口単位となっています。

 

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